3分でわかる!リスティング運用を100%成功させる考え方とは?

3分でわかる!リスティング運用を100%成功させる考え方とは?LPOランディングページ最適化ブログ PROPO 中尾豊

自分が狙った検索キーワードをもとに売上UPを図ることが可能なリスティング広告ですが、運用する人(プレイヤー)の能力でその結果や効果は全く異なります。検索キーワード選びや広告文の作成よりもリスティングの運用に必要不可欠な考え方をお伝えします。

3c分析

リスティング運用を100%成功させる為に必要なこと。

Yahoo!プロモーション広告、Google Adwordsに代表されるリスティング広告のシステムは非常に奥が深く、機能も豊富でWebマーケティングツールとしては欠かせないモノになっています。

その反面、管理画面も独特であり複雑、設定や操作に慣れるまでも一苦労です。その独特のシステムに慣れることも重要ですが、最重要なのは実はリスティング運用を設定する前の分析作業にあります。

3C分析。全てはここから始まります。

3C分析という言葉をご存知でしょうか?

3C分析とは?

Customer(市場・顧客)分析
顕在・潜在顧客の購買意思や能力を把握する。具体的な分析の視点としては、市場の規模・成長性、各セグメントのニーズ、購買過程等が挙げられる。

Competitor(競合)
潜在・顕在している競争状況や競争他社について把握する。
具体的な分析の視点としては、競合相手の数(寡占度合い)、製品・サービスの特性、競合他社の強み弱み(生産・販売・財務・技術開発などに関する能力等)・経営資源等が挙げられる。

Company(自社)
自社の経営資源や企業活動についての現状を把握する。具体的な分析の視点としては、自社の商品特性、技術力、販売力、組織・人材といった社内資源と、売上シェア、利益率、認知率等の市場での地位が挙げられる。
引用元 コトバンク

簡単に言うとビジネスを行う上で必ず存在するのが自社、お客様、そして競合他社なんですね。それぞれの立場、状況、環境、考え方を知ることで自社の販促活動を効果的に行えるのです。

お客様を知る。

3C分析に置いて一番重要なのはcustomer(お客様)です。

そもそもお客様が求めていなければ買ってくれることすらありません。不満、不平、悩み、欲求などを満たす為にお客様はモノやサービスを購入します。お客様の心理や状況を知らずしてビジネスを始めるのは武器を持たないまま戦場に赴くようなもの。あなたのお客様は一体どのような悩み、不安等を抱えているのかをどんどん抽出しましょう。

こういう時に役に立つのがブレインストーミングという方法です。また、ブレインストーミングで出てきた結果を整理するにはマインドマップKJ法があります。

整理する際のポイントは理想のお客様を想像すること。

自社商品やサービスが最大限にその効果を発揮できる、本当の価値を理解してもらえるようなお客様を想像することです。価格競争に陥りたくない場合は、同じ悩みや問題を抱えているお客様の中でも「付加価値の高い」ものを選んでくれるようなお客様を想像してください。

自社の商品やサービスを考える。

次にcompany(自社)がその悩みや不安を解決してあげられるかを考えましょう。
ポイントはどれだけ簡単に負担が少なく解決してあげられるかです。悩みや不安を解決できたとしても、人は解決に至るまで時間がかかったり、手間がかかったり、また金銭的な負担が大きい場合はどうしても躊躇します。

あなたの商品やサービスでなるべく負担が少ない形で問題解決できるような優位点、差別化の部分を抽出したり、考えてください。

3C分析を行って初めて検索キーワード選びができる。

お客様の悩みや不安、不満等を可能な限り抽出し、理想のお客様を想定して初めて、そのお客様がどんな検索キーワードで検索しているのかを調べます。検索キーワードを調べるにはGoogleキーワードプランナー※旧Googleキーワードツールやgoodkeywordをお勧めします。

最後に競合を知る。

最後はcompetitor(競合他社)です。リスティング運用において、競合他社は検索結果(SERPS)に存在します。

どのような広告を出稿しているのか?オーガニック検索結果での他社のタイトルや説明文、HPの中身はどうなっているのかを徹底的に調べる必要があります。

リスティング運用を100%成功させる考え方とは?のまとめ

今日のまとめになります。

  1. 3C分析を使う。
  2. 最重要なのはお客様分析。不安や悩み、問題を徹底的に洗い出しましょう。その中から自社商品・サービスが最大限に効果を発揮できる理想のお客様を見つけ出してください。
  3. 理想のお客様を考えた後はなるべく簡単に、負担が少ない形で問題解決できるような自社の優位点を考えましょう。
  4. 理想のお客様がどんな風に検索しているのかを検索キーワードツールで徹底的に調査します。
  5. 洗い出した検索キーワードで検索した際に表示される検索結果(SERPS)を見て自社と同じようなサービス、商品を提供している競合を調べます。

初めてリスティング運用に取り組む方も、現在取り組んでいらっしゃる方も是非この分析を行っていただき、リスティング広告の最大の効果を発揮させてください。

メルマガバナー